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従来工法の抱える課題

施工法2注入口付アンカーピンタイル固定工法

湿式低騒音ドリルによるタイル部施工

1.振動ドリルによる穿孔

2.皿もみ

3.アンカー刺し込み

4.アンカー打ち込み

[タイルが割れる]

5.樹脂注入

6.樹脂拭き取り

7.キャッピング

8.残圧によるキャップ部からのもれの処理にて完了

[注入口付アンカーピンタイル固定工法の課題]

注入口付アンカーピンタイル固定工法の課題として、アンカー先端部を拡張する為、ハンマーによる打撃作業が必要となります。そのため、壁面の共浮き発生、壁面の亀裂発生、打撃音発生等の副作用が生じます。
さらに最大の課題は、タイル表面への施工方法です。現在市販されている注入口付アンカーピンには、タイル施工の場合、穿孔後、皿もみ用ビットにより5mm程掘り込み、その皿もみ孔に注入口付アンカーピンを打ち込み、樹脂を注入し、キャップをかぶせて仕上げています。(1.参照)

1.注入口付アンカーピンによる施工断面図

注入口付アンカーピンによる施工断面図

この場合、一般の外壁面に使用されている小口平、二丁掛等のタイルの厚さは、6mm~9mm程度になります。このタイルに5mmもの皿もみ作業を行った場合、残りの厚みは殆どなく、タイルを固定させる有効強度の確保が難しいことが分かります(2.参照)

2.施工システム構造写真

施工システム構造写真

また振動ドリルによりタイルを穿孔すると、割れてしまうため、湿式低騒音ドリルを使用して穿孔作業を行っていますが、ドリルを押す力によって、タイルの裏面から約1.5mmの部分より欠損することが写真からも分かります。(3.参照)

3.タイル裏面の欠損写真

タイル裏面の欠損写真

さらに、5mmの皿もみ作業に加えて裏面が欠損した状態で注入口付アンカーピンの打ち込み作業を行うため、衝撃でタイルが割れてしまう場合があり、結果、タイルを固定させることが出来ないという問題が現実に発生しています。(4.参照)

4.注入口付アンカーピンによる打撃破損断面図

注入口付アンカーピンによる打撃破損断面図

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